PlayFramework関西ビギナーズ in OsakanSpaceに参加してきました
表題の勉強会に参加してきました。
聴講中に残されていたメモをおいておきます。
以下メモ
PlayFramework 1.x
JEE
小・中規模開発にはあまり向いていない・・・?
Javaはちょっとコードが冗長
StrutsをはじめとしてXml(設定ファイル)が糞ほどで生産されて面倒
➡つまり生産性が低い…
Play
何かと面倒臭いJEEを辞めた
さらばTomcat
環境によってホットリロードかどうかの切り替えももちろん可能
ステートレス
Javaはセッションを利用してサーバーサイドに情報を保存している
フルスタック(開発に必要なものは全部ぶちこんでいる)
Servletを利用したライブラリに関しては利用できない(JEEがないため)
なぜ今1.xなのか?
Scalaで書き直されているため読めないとつらい
Scalaは学習コストが高い…
1.3がリリースされる…という噂はある
現実的には1.xの方が…
まだまだ知名度が低く情報は少ない
- JDKは1.5以上(1.xの話)
- 2.x系は1.6以上
play1.x
- 1.x系のテンプレートはGroovy
validation
- @Requiredで簡単に入力値をチェック
- 画面間でValidationの結果を受け渡すためにValidation.keepを利用する
- messagesにてデフォルトのメッセージを変更
- セッション ユーザーセッションが有効な間
- フラッシュスコープ 次のリクエストにのみ持ち越し
- キャッシュ JVM上に保持される.JEEで言うところのセッションに該当?memcachedで分散することが推奨されている模様
- 1.x系JavaではDB周りもよしなにやってくれる…模様
- ymlファイルにデータを打ち込んでおいてやればデータをサーバ起動時に流し込んでくれる
- トランザクションはよしなにやってくれる
- テーブルアノテーションという機能もある
- カスケードで連動してくれるようになっている
- CRUDの管理画面を提供してくれるモジュールcrud
play2.x
Scala
- 手続き、オブジェクト、関数型のハイブリットな言語
- 関数型で書くと並列処理でバグが生まれにくいうれしいメリット
ドキュメント 100ページ以上(playframework.org)
日本語版もあるよ
プラガブル
プラグインが充実している
最新版向けは27種類
静的な型付け
実行時にようやく分かるようなケアレスミスがなくなる。コンパイルで分かる。
ない関数は呼べない
play2.1は今年中…?
1系は2009年からのプロジェクトで安定している。Scalaもプラグインを利用すれば一応利用できる
2系は2012年から コアはScalaで書かれている Javaで言うところのサーブレットになっている…らしい
※勉強会から帰ったらRC1が公開されていました。胸が熱くなりますね
2.1での変更点
Scalaが最新に2.10?
JSONがもっと直感的に
ひな形作成がサポートされさらに簡単に!
ユニットテストやりすぎるとPlayが落ちると行った問題の解消
コンパイルが早くなる
AnormがデフォルトではなくなってScalaQueryに変更
今から始めるならなかな良い頃合い
単にWebアプリケーションを作ってみたい人にもおすすめ
ビーストハーレムはRC1からPlay2を利用
Squeryを利用しているが今となってはScalaQueryを使った方がいいんじゃないかといったところ
コンパイルはやっぱり遅い
古いマシンだと結構きつい 最新なマシンだとまし
ScalaでやるならPlayがよいのでは?Lift等他にもあることにはある
開発版を利用するとコンパイルが通らなくなるといったことが普通にある
Docomo,auは文字コードがWindows_?、SoftbankがUTF-8でなかなか難しい
Scalaはコップ本、Playはドキュメント輪読をする
原則はペアプロを行う
やれモナドやれカリー化と関数型勉強会では言われるが一定の品質のものを作る分にはそこまでアカデミックな知識は問われない
ゲーム開発は保守の方が長く、リリースしてからがスタート
設定ファイルが複雑にならないというのは大きなメリット
新しいものに物怖じしない人がプロジェクト内に何人かいないとやっぱり厳しい…?
以上残されていたメモでした。
ちなみにScalaの勉強会もやるとかやらないとかって話があったので興味ある方は期待して待ちましょう